初めてのオペラ座の怪人
劇団四季最強と言われる「オペラ座の怪人」ミュージカルを鑑賞してきました。
4月に緊急事態宣言が解除された直後だったので、外出していいものかとても迷いましたが、出産したらゆっくりミュージカルを楽しむなんてしばらくできないだろうな…ということで、思い切って行ってきました。
マスクして観るだけなら大丈夫かな~。会場も感染対策されていて、マスクは外さないようにとスタッフの方が頻繁に呼びかけていました。
人生初めてのオペラ座の怪人!子どものころからCMでよく見かけていましたが、ストーリーなどはよく知りませんでした。義理の母が劇団四季ファンで、その影響で夫は幼少のころからすでに10回以上観ているらしく、「予習が大事だよ~」ということなので、映画版でストーリーは頭に入れていきました。
予習は本当に正解。劇中はナレーションがないので、ストーリーを知らないと展開に付いていけないような場面が多くありました。予習していきましたが、それでも???という瞬間がありました。
(怪人の地下でクリスティーヌの人形が出てきたとき、クリスティーヌはそれを見て気絶するんですが、一瞬何があったのかわからず、あとで夫に教えてもらいました。)
感想としては、オペラ座の怪人、本当に良かった!!!
個人的には、ハッピーエンドよりも悲劇的なストーリーの方が好きです。どうにもならない、、というエンドですね。怪人の生い立ち、心の葛藤、愛に飢えているが叶わない恋、、怪人の気持ちを想うと、胸がキューっとなりました。
そしてもちろん、歌もいい。悲劇的な情景をさらに引き立てています。怪人ほどではなくても、多かれ少なかれ、誰しも劣等感や嫉妬、自己中心的な発想を持ってるのではないでしょうか。一方で、人間的な理性も持ち合わせている。その狭間で葛藤する様が、自分の経験の一部と重なり共鳴する瞬間があり、同情というか、人間の核心に触れたような、一瞬自分の化けの皮が剝がれたような、そんな切ない気持ちになりました。
劇団員の方、本当に歌がうまくてかっこよかった!ラウルのルックスがとっても好みでしたが、私は怪人が好きです。
ぜひまた観に行きたいな~。大人向けの話だから、子どもが小さいうちは難しいかな。
子どもと行くときは、ライオンキングの方がいいかも♬