妊娠初期の振り返り②

これまで、風邪を引いても食欲がなくなるなんてことはなかったのに、つわり期はすっかり食べられなくなってしまいました。でも、ここで栄養失調になったら入院の可能性があると聞き、とにかく受け付けるものは口にするようにしていました。

 

なにより辛かったのが、食後。食べた後は決まって気持ち悪くなりました。吐いたら楽なのかな…と思っても吐くのも怖いし、吐き気を堪えてベッドに倒れ込む日が一か月以上続きました。

 

一日に何食かに分けて、小分けに食べるのがいいと聞いて、妊娠前は朝ごはんを食べる習慣がなかったけど、朝にグラノーラオートミールをミックスしたものを牛乳かけて食べてました。これが一番食べやすかったかな。

朝ごはんを食べたら寝て、お昼はそうめんなど軽いものを食べて寝て、夕飯は仕事帰りの夫に作ってもらい、食べたらまた横になり…の繰り返しで、いかにも太りそうな生活なのに、筋肉が落ちたせいか痩せていきました。(体重を測ってはないので見た目判断ですが)

 

毎日こんな生活なのがあまりにつらくて、いつか終わりが来るとわかっていても、身体的にダメージが続くと、次第に心も暗くなっていきました…。

一人でしくしく泣くことも。。

 

年明け4か月目に入ると、気持ち悪さは抜けないけど、仕事に復帰するまでには回復しました。とはいえ、妊娠前のように終日勤務するには体力的に厳しく(一か月以上寝たきりだったし、、)、気分が悪くなったらすぐ横になり、定時には業務終了させてもらってました。

 

コロナ禍だったこともあって、妊婦はみんな在宅勤務が推奨されていたので、幸い自宅で仕事ができました。会社に感謝です。。

ただ今回、つわりで休職をもらおうと思ったときに驚いたのが、つわりが理由の休職制度がなかったこと。私の職場は育休明けに復帰する人がほとんどで、働くママさんはたくさんいるし、かなり環境が整ってると思われます。なので、てっきりつわり用の休職制度があるだろうと思って人事に聞いてみたところ、お医者さんに診断書をもらって、傷病休暇を使うしかないとのことでした。

 

妊婦さんの中でも、つわりがある人ない人いるし、わざわざ制度にするほどではないのかもしれないけど…。つわりの苦しみを体験した身としては、つわり休暇があってもいいのかな?と思いました。